星組ディミトリ ルスダンより12歳も若かった 礼真琴&舞空瞳
星組大劇場公演 ディミトリ
物語の年代が13世紀はじめ頃。
ディミトリもルスダンも実在の人物ですが残っている資料もそれほど多くなく、原作の解説にもあるように「かなり自由に」描かれているようです。
ただいろいろ調べてわかりましたがかなり史実に忠実に描かれていると思います。
そんな中、あえて史実と変えているのがルスダンの年齢設定です。
解説でも「ルスダンの年齢については1200年代生まれをイメージして」とあります。
実際はというと
ルスダン
1194年生まれ
ルスダンがディミトリと結婚したのが1223年
ルスダンは29歳で結婚したことになります。
一方ディミトリの生まれははっきりしませんが結婚した年は17歳らしいです。
なのでディミトリとルスダンより12歳も若かったことになります。
原作を読んだ感じではもっと近い年齢に感じますから、著者の並木さんはルスダンを1200年代生まれとして二人の若いころの楽しい間柄を描きたかったと思います。
星組公演ではどんな年齢設定になるでしょうか。
ほぼ同じぐらいの設定にするか、もしくは若干ルスダンが年上の設定にするか、、、
ことちゃんのイメージからするとルスダンが少し年上でもいいような気がしますがどうでしょうか。
実はこの年齢、二人の関係性を生田先生がどう設定するかがとても興味があります。
12歳離れた二人の実際の生活はどうだったのだろう、、、なんて想像してしまいます。
若くして政治的理由で隣国へ人質に送られたディミトリ。
何歳から二人が出会ったのかわかりませんがもしディミトリが10歳としたらルスダンは22歳。大人と子供ですし。
ディミトリ5歳としたらルスダン17歳。幼稚園児と高校生のイメージ。
政治の世界とは全く関係のない日常でルスダンが幼いディミトリを可愛がっっていたという微笑ましい情景が浮かんできます。
二人がどのような理由で結婚したのかははっきりしないようですが、おそらく戦争という出来事、政治的理由により二人は結婚し数奇な運命をたどっていくわけですが、、、
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