星組『黒豹の如く』新人公演 一部配役決定

宝塚一般
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星組『黒豹の如く』新人公演 一部配役が発表されました。

 

主演は我らが贔屓 礼真琴、ことちゃんでした。これは素直に喜びたいと思います。今回はひょっとしてもう主演はなくて、まさかの老け役かもしれないと思っていたので、主演でほっとしたというところです。

 

しかしながら今回の配役発表について、ツイッターやブログではやや否定的な意見やそこまで行かないまでもすっきりしない意見が散見されます。まあいろんな意見があって当然ですが。

 

「また礼真琴か」

 

「新鮮味がない」

 

「バウ主演や新公経験者は別枠にすべき」

 

「新人公演はもっとたくさんの人にチャンスを与えるべき」

 
確かに「新人公演はたくさんの人にチャンスを与えるべき」という意見には賛成します。主演させてみて意外な能力が発揮される人もいるでしょう。たとえば、星組で言ったら真風が主演を独占したためてんてんがその機会を失ったという事実もありますからね。一回ぐらい主演の機会を与えてあげていたら彼女の立ち位置もかわっていたかもしれません。

 

ただ新人公演の主演が路線の条件になっている以上、路線として育てるかどうかは劇団の判断になるわけですから、闇雲にやらせるわけにもいかないでしょう。日頃の稽古の状況から劇団が判断するものでしょうから。主演させたからって必ずトップにさせるわけではないので、とりあえず多くに人にチャンスを!という考え方ももちろんありでしょうが。難しいところですね。

 

さらに言えば、若手を育てる場としての新人公演という考え方とは別に、やはり研7以下の新人公演メンバーで、今できる最高の新人公演にするためにはどういう配役がいいかという考え方もあると思います。

 

そのときの演目や本公演での配役と新人公演メンバーを比べて誰をどの役にしたら、最高の新人公演という舞台が作れるのか。劇団の考えですからあくまで想像ですがそんな観点から新公の配役を決めているかもしれません。あくまで個人的想像です。

 

と、まあもっともらしく書いてはみましたが、宝塚歌劇は所詮それぞれの贔屓がいる世界。なので客観的に公平に論評できる人はほとんどいないと思います。評論家でさえ好き嫌いがその論評にはっきり出ますからね。まして一ファンなら好き嫌いでの意見に当然なるでしょう。

 

ですから今回の配役も礼真琴ファンは「礼真琴が主演でよかった」になりますし、それ以外の贔屓のファンは「たくさんの人にチャンスを与えるべき」となる。それだけのことだと思います。

 

ただ個人的には今回はちえさんの役はせおっちで、ことちゃんは紅さんの役でもよかったかなと思います。ことちゃんとしては当然ちえさん最後の公演ですから尊敬するちえさんの役をやりたかったとは思いますが、これで4回連続ちえさんの役。どうしてもちえさんのまねになってしまうのはしかたがないですが、役に幅を持たせる意味でも紅さんの役をやってもよかったと思います。せおっちが主演なら見てみたいですし。最後に、なんで紅さんの役がまおくんなのでしょうか??理解できません。。。

 

新人公演の主演はとにかく楽しみです。

 

しかしもっと気になるのは本公演での役柄ですね。マルセリーノ・フェデリコ。どんな役なのか。早く人物相関図出てほしいです。

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