星組ガイズ&ドールズ 新人公演 観劇 つづき

宝塚一般
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星組ガイズ&ドールズ 新人公演 感想のつづきです。

最初に書いておきますがかな〜り辛口コメントになりそうなのでいい感想を期待している方は読まないほうがいいかもしれません。

 

まあやちゃん

この人、新公のアルヴィラやキャッチミーのモデル役以来気になっていて、しっかりと芝居を見てみたいと思っていましたので今回はたいへん興味がありました。どうやってアデレイドを演じるのか。

結論から言いますと、残念でした。

もともと歌がある程度うまいのはわかっていましたが、想像以上にうまい。

唯一銀橋でのネイサンとのデュエットの歌が若干苦しいかというぐらいでとても素晴らしい。

ただし、キンキン声なので僕の好みではなりですがこれは好き嫌いなので。

芝居もうまいと思います。

これもアルヴィラで芝居はうまいなと感じていました。

見た目(顔)はこれまた好き嫌いがあるのでどうでもいいです。

じゃ、何が残念だったのか。

演技が『わざとらしい』ことと役づくりが『べちゃべちゃしてる』ことです。

このふたつは結局同じようなことなのですが、

ネイサンとアデレイドの関係って、

お互い好きで好きでしょうがない、でもある意味ドライな所もある。

ラブラブなんだけど『べちゃべちゃしない』。

ねっとりしてなくてカラッとしてる。

うまく言えませんが。

 

でもまあやちゃんアデレイドは娘役なので当然『女』が全面に出て台詞まわしも顔の表情も『べちゃべちゃ』しちゃってるんですね。

さらにまあやちゃんの芝居が大げさ、わざとらしいのでその『べちゃべちゃ感』を増大しちゃう。

見ていてとても『気持ち悪く』なってきた。

その極めつけが、エンディングの台詞「横にはいつもネイサンが、、、昼も、、、夜も」の「夜も」をネイサンの耳元でささやく。

もう『べちゃべちゃ、ねちゃねちゃ感』のMAX。

いい加減にしてほしいって感じ。

ただし原因はまあやちゃんにあるのではなくミスキャスト。

やはりこの役は男役がやるべき。男役同士だから一定以上は『べちゃべちゃ、ねちゃねちゃ』しない。そこが重要だと思う。

アーヴァイドをやった音咲いつき君なんて適任じゃないですかね。

まあやちゃんの歌や芝居のうまさは認識できましたのでこれからが楽しみです。ただしヒロイン向きではないような気がしますが。。

 

三人組

やはりこの三人組は難しいですね。みんな頑張ってはいましたが、ここでもさやかさんの演技力のすごさを再確認。

中ではあやなくん(綾凰華)がよかったかな。歌も滑舌もいいし、それなりに役を作っていた。

ぴーすけくん(天華えま)は毎回新公でほとんど印象に残らない。何かが足りない。

 

やはり本公演のメンバーのすごさを再認識する新人公演でした。

東京ではさらに進化してくれるといいのですが。

期待しています。

 

 

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