星組バウ公演(礼真琴) かもめ 原作を読んで、、、6

星組
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<なぜトレープレフは自殺したのか>

やっと自分のもとへ帰ってきたと思ったニーナに最後の最後でもフラれてしまい
もう生きる当てもなく自殺してしまった、と考えるのが普通のような気がします。

ボロボロになりながらもこれからの人生の方向性を見つけたニーナ。

それに対しトレープレフは「夢と幻影のカオスの世界をさまよい、、、」生きる道を見つけられないでいる。
悲観して死を選んだとしても不思議はありません。

しかしどうも理解できないことがあります。


最後のトレープレフの台詞です。

「誰かが庭でぶつかって、あとでママに言いつけると、ママは辛いだろうからな」

まずこの台詞の意味もよくわかりません。

なぜニーナがここに来たことが知れるとアルカージナが悲しむのか、、、

自分の愛人が原因で荒んだ人生を送っているニーナが可愛そうだと思っている?

それ以上に、母親のことを心配しているトレープレフがなぜその直後に自殺する必要があるのでしょうか。

まさかニーナを殺して自分も自殺したとか、、、

謎です。

トレープレフ他殺説の話もあるようですし、ここはとても奥が深すぎて手におえません。。

つづく

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