星組ロミオとジュリエット 2/16 11時公演 観劇感想つづき

宝塚一般
記事内に広告が含まれています。

星組ロミオとジュリエット 2/16 11時公演 観劇感想の続きです。

 

愛ちゃんティボルト

とにかくかっこいい。

スタイル抜群だし、ティボルトの衣装が赤も白もかっこいいんですよね、ロミオと違って。というか見慣れているデザインだからかも。

歌が安定しているのもストレスがなくていい。

切れそうで怖いというよりはただただかっこよさが目立ってます。

ジュリエットがロミオと結婚したのを知って赤チームの仲間(マイケル?)を殴るシーンは迫力あったなあ。

 

せおベンヴォーリオ

いい。

ことちゃんがロミオやるならベンヴォーリオは文句なくせおっちで見たかったからそれだけで満足。

役作り的にも想像通り、せおっちらしい優しい感じのいい友達感で。

さすが同期だけあって(こっちもそういう目で見るのもあるが)世界の王でのワチャワチャ感は最高。

歌も公演ごとにどんどんよくなっていて。冒頭ベローナでの「たとえ大公閣下が止めに入ったとしても〜」はしっかり決めてたし。やはり人は立場を与えられるとそれなりになっていくものです。頼もしい。

ヒールも意識的に?かなり低くしてるから、ロミオの方が大きいくらいでこれも役作りの一つということですよね。

見せ場の♫どうやって伝えようは、期待が大きすぎたせいか無難に終わってしまった感じが強いかな。

タカニュの稽古場から想像するともっと感情を入れて歌うと思ったから。

ロミオに伝える台詞もかなりあっさり系で、あそこは僕としてはもっと間をとってやりすぎぐらいに言ってほしい場面です。それに対することロミオの「うそだ〜!」もやや感情が足りない感じで。

 

きわみしんマーキューシオ

なかなかいいじゃないですか。マーキューシオらしい軽い感じが出ていて。

あの難しい歌もなんとか歌いきって、歴代のマーキューシオでは一番よかった。

世界の王でのロミオとベンヴォーリオとの3人の仲間感も楽しそうでいい感じでした。

全体的にはよかたのですが唯一、最大の見せ場の死ぬシーンの芝居は、、、

もうちょっとなんとかしないと、、

歴代ダントツの学芸会レベルの棒芝居になってしまって。頑張ってほしい。

 

くらっち乳母

とにかく上手い。

くらっちなら安心していたけど想像以上にいい。

特に一番の見せ場のエメ前のソロ。

歌が安定しているから歌詞がしっかり耳に入ってくる。あんなにしっかりとあの歌の歌詞を理解できたのは初めてかも。

さらにくらっちの歌って、上手いだけじゃなくて芝居心があるからさらに説得力があるんですね。

乳母のジュリエットを思う気持ちがとてもよく伝わってきて、ずーっと泣いて聞いてました。そこからのエメでさらに泣いてしまいオペラが曇るいつもの失態を、、、

今回のキャストでくらっちの乳母は星組としては助かってるのですが、やはりくらっちが乳母をやっていることの寂しさはあります。これからどうなるんでしょうか。どこかでトップになって欲しいのですが、、、

 

ぴーすけ死

想像以上にかっこいい。最近影の薄いぴーすけですがとてもよかった。

まずビジュアルがかっこいい。あとダンスは上手いから冒頭の愛とのデュエダンが見応えがあってよかった。

 

ちゃりお愛

これまた想像以上にいいです。失礼ながら結構可愛いじゃないですか。愛はまず可愛くないとダメですからね。

あとはダンスは最初からわかっていましたがキレキレで見ていて気持ちいいです。しかし今回は愛なのでもう少ししなやかさが欲しい。このあたりはこれから進化していってほしいです。

 

役の少ないロミジュリなので仕方がないですが、はるこちゃん、ほのかちゃん、まめちゃんの出番が全くないのは残念です。まめちゃんは退団公演なのに、、、売出し中のかのんくんも半分の出演ですし。

 

さてこれから千秋楽に向けてどんどん進化していくのでしょう。どんな進化を見せるか楽しみですね。

 

 

タイトルとURLをコピーしました