宝塚観劇に欠かせないアイテムのひとつ、それが「オペラグラス」。
でも、初めて観に行く方や初心者の方は「本当に必要?」「買うべき?」「レンタルでも十分?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、オペラグラスの必要性・選び方・購入とレンタルの違いを、じっくりと解説します。
◆ オペラグラスは必要?結論:必要です!(できれば持参)
宝塚大劇場・東京宝塚劇場、どちらも舞台までの距離があります。特に1階でもS席後方やA席、2階席からでは、ジェンヌさんの表情や細かい所作は肉眼ではほとんど見えません。
舞台全体を楽しむのも一つの楽しみ方ですが、
宝塚の魅力はなんといっても「スターの表情」「目線」「指先のしなやかさ」など細部の美しさ。
これを逃すのは、本当にもったいないです!
【ポイント】
観劇の感動、満足度は「オペラグラスの有無」で変わります。
◆ レンタルでもOK?買うべき?
● 初観劇・たまに観に行く方 → レンタルでOK
宝塚大劇場・宝塚バウホール・東京宝塚劇場では、劇場内でオペラグラスのレンタルが可能です。(2025年5月現在)
・宝塚大劇場(劇場改札内インフォメーションにて)
・宝塚バウホール(劇場改札横受付カウンターにて)
・東京宝塚劇場(1階ご案内カウンターにて)
●利用料金
レンタル料500円/保証料5,000円
※ 保証料は双眼鏡返却時に返却されます。
※ 現金のみのお取り扱いとなります。
<メリット>
・気軽に使える
・荷物にならない
・メンテナンス不要
という点で、初心者にはうれしいサービスです。
● リピーター・今後も何度か行く予定の方 → 購入がおすすめ
観劇を趣味として楽しむなら、自分の目に合ったオペラグラスを持つ方が断然快適です。
・見え方の調整ができる
・手ブレしにくい
・倍率や軽さを自分で選べる
など、使い勝手が大きく違います。
◆ オペラグラス選びのポイント【宝塚観劇に適した条件】
市販のオペラグラスの中でも、宝塚観劇に向いているのは以下のようなタイプです。
① 倍率は8倍から10倍がおすすめ
・8倍 → 1階S後方席、A席、2階S席から役者の表情を見たいときにちょうどいい
・10倍以上 → 2階B席から役者の表情を見たいときにちょうどいい
・もちろん近くから10倍で贔屓の表情を超拡大して見るなんて使い方もあります(私です)
初めての1台は8倍が一番バランス良く、表情も衣装のディテールも追えておすすめです
② 明るさ(レンズの口径)も重要
→ 劇場は照明が暗いので、明るく見えるものを選びましょう。
→ 目安はレンズ径21mm以上。
③ 軽さとサイズ(女性にとって大事)
長時間持つため、できるだけ軽量でコンパクトなタイプが理想です。
④ ピント調整がしやすい
・個々の目に合わせてピントが合わせられる
・ダイヤル式やツマミ式が使いやすいです
◆ おすすめオペラグラス【初心者〜中級者向け】
★ ビクセン(Vixen)「アリーナ」H+ 8x21WP
・倍率:8倍
・重さ:180g
・明るくて見やすい
・価格帯:約8,000円前後
宝塚ファンにもリピーターが多い人気モデルです。
★ ケンコー(Kenko)ウルトラビューEXコンパクト 8×32
・倍率:8倍
・重さ:約375g
・軽量・コンパクトな大口径の双眼鏡、明るくて視界が広い
・価格帯:27,000円前後
★ 私が使っているのは Classi-air(クラッシーエアー)10X21DH


・倍率10倍です
・超軽量&コンパクト 重量たったの170gなのでとっても軽いです
・眼幅は33~72.7mmと広い調整幅でどなたでも使いやすいです
・やや暗いですが価格的には十分満足のいくオペラです
・価格帯:約7,000円前後
◆ レンタルとの違いを比較してみよう
比較項目 | レンタル | 購入 |
---|---|---|
費用 | 1回500円程度 | 5,000〜30,000円前後 |
画質・明るさ | 標準レベル | モデルによって高画質 |
手ブレのしにくさ | △(ややブレやすい) | ◎(軽量&高性能モデルあり) |
ピント調整 | △(固定型が多い) | ◎(細かく調整可能) |
愛着・習熟度 | × | ◎(自分に合ったものを使える) |
◆ こんな人は購入をおすすめ!
- 「スターの表情までじっくり見たい」
- 「定期的に観劇する予定がある」
- 「2階席やB席でもしっかり楽しみたい」
- 「家族や友人とシェアしたい」
◆ オペラグラスを持参する際の注意点
- 重さとサイズに注意(長時間持ち続けるため)
- 電池式のものは不要(光学式で十分)
- ストラップ付きが便利(首からかけられると疲れにくい)
- チケットやパンフと一緒に入れておくと忘れにくい
◆ まとめ:宝塚観劇をもっと楽しむなら「マイオペラグラス」を
宝塚観劇は、スターの輝きを「見る」楽しみが大きな魅力。
その感動を最大限に味わうためにも、**オペラグラスは“あった方がいい”ではなく、“持っていて当然のアイテム”**です。
初めての方はレンタルでもOKですが、
リピーターなら、自分にぴったりの1台を持つことをぜひおすすめします。