星組『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』 初日観劇感想3

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星組初日の感想の続きです。

ショー『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』は想像よりテンポよくて概ねいいショーだったと思います。

紅さんは今回はダンスが多かった。第7場マオくんたちを引き連れたラテンの場面、第8場あーちゃんとことちゃんとのダンス、ボレロ、黒燕尾、デュエダン。かなりガッツリ踊っていて、やはり退団公演ということで気合が入っている印象でした。

特に印象に残った場面は、マオくんたちを引き連れて踊った場面です。稽古場でも感じましたが「紅さん結構踊れる」

見た目のかっこよさもプラスに働いてるかもしれませんが。

あとはあーちゃんとの最後のデュエダン。特に変わった所のない普通のデュエダンでしたがやはりこういう普通のデュエダンが好き。最後銀橋で抱き合う、結構長く抱き合うその姿がとても印象的。安心して見れました。なんかほっこりするというか微笑ましい光景でした。

 

ことちゃん(礼真琴)の場面で一番お気に入りは、ひっとん(舞空瞳)と踊った「風の精」ですね。

ファンタジーの世界ですがひっとんと結構ガッツリ踊ります。これが見事に息がぴったり合ってます。とても初めて組むとは思えません。やはり二人とも技術力が高いとああなるんですね。

途中リフト?がありますが、ことちゃんがひっとんを「ふわっと」抱きかかえて回ります。本当に「ふわっと」という言葉通りで。あれはもう一度しっかりと見たいなあ。

プログラムによると少年とありますが、ちょっと女の子っぽいかな、髪型といい衣装といい。ここは変更の余地ありかも。

 

そういえば一つだけ不満な場面が。第15場、ことちゃんが若手4人を引き連れて踊る場面。

あれはどうしちゃったのでしょう若央先生。ことちゃんのいいところが全くない振り付けです。ただ揺れてるだけで歌もなし、最後にちょっとだけ付け足したような歌。あれでは全然ダメでしょう。

ブケタカの「恋の花咲く道」も若央先生だったと思いますがあれもことちゃんのいいところが引き出せていなくて、もっとことちゃんの魅力を表現できる振り付けがあるでしょうに。ここだけは残念な場面でした。

 

ひっとんはさすがにショーで踊り出すと生き生きしてますね。そして紅さんとの場面でのダルマ姿は、、、圧巻です、足の長さ。ことちゃんよりなが、、、いや、そんなことは、、、

エトワールは相当緊張していたでしょうが、まあなんとかなりました。声が綺麗なのが最大の魅力です。これは持って生まれたものですからね。

あとはお稽古積んで場慣れしてくればもっともっと歌もよくなると思います。

 

奇をてらったところはありませんがなかなか味わいのあるいいショーだと思います。

 

 

 

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