初心者でも安心!宝塚大劇場・東京宝塚劇場の座席の選び方

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宝塚観劇が初めての方にとって、「どの席を選べばよいの?」というのは大きな悩みですよね。
この記事では、宝塚大劇場(兵庫)と東京宝塚劇場、それぞれの座席の特徴や見え方をテーマ別にわかりやすく解説します。
目的に合った座席を選ぶことで、観劇の満足度がぐんと高まりますよ!


はじめに:劇場の基本構造を知ろう

宝塚大劇場(兵庫)

1階席・2階席の2層構造
・座席数:2,550席
・1階:SS席、S席、A席  2階:S席、A席、B席
・舞台がとても大きく、オーケストラピットや銀橋(ぎんきょう)もあり、スケール感があります

東京宝塚劇場(東京・日比谷)

1階席・2階席の2層構造(やや急勾配)
・座席数:2,079席
・1階:SS席、S席、  2階:S席、A席、B席
・舞台と客席の距離感が比較的近く、宝塚大劇場よりはややこじんまりしています


【目的別】おすすめの座席の選び方

1. 舞台全体をじっくり楽しみたい人向け

おすすめ席:2階前方中央(宝塚大劇場/東京宝塚劇場)

・舞台全体の構図がよく見える
・群舞や大階段の迫力を客観的に味わえる
・セットの奥行きや照明演出も見やすい

こんな人におすすめ:
はじめて宝塚を観る/作品全体の完成度を楽しみたい/構成に興味がある人


2. お気に入りのスターをじっくり追いたい人向け

おすすめ席:1階前方下手・上手(しもて・かみて)寄り/SS席・S席(宝塚大劇場)
1階中央〜中段(東京宝塚劇場)

・銀橋の表情がはっきり見える
・オペラグラスなしでも顔が見える距離感
・スターの出入り口(花道)に近いと、入り待ち・出待ち気分も味わえる

こんな人におすすめ:
推しのスターがいる/ダンスや表情を間近で見たい/臨場感を大事にしたい


3. ショーやレビューの迫力を味わいたい人向け

おすすめ席:1階中央ブロック前方〜中段(どちらの劇場でも)

・ショーのフォーメーションの迫力がダイレクトに伝わる
・フィナーレの階段降りがよく見える
・音の厚みを感じられ、舞台の「熱」が伝わる

こんな人におすすめ:
レビューが好き/音楽とダンスの一体感を楽しみたい/感覚で舞台を感じたい


4. コスパ重視で気軽に楽しみたい人向け

おすすめ席:2階サイド・後方(宝塚大劇場)、2階後方(東京宝塚劇場)

・価格が手頃ながら、全体の構成を楽しめる
・オペラグラスを使えば意外と細部も見える
・初心者でも落ち着いて観劇できる

こんな人におすすめ:
初観劇でお試ししたい/遠征で予算を抑えたい/広く浅く楽しみたい

具体的な座席の選び方

できるだけ中央寄りがいいか、できるだけ前列がいいか

誰でもできるだけ中央寄りで、できるだけ前列で見たいものです。でもなかなかそういういいチケットは手に入りません。
では少々遠くても中央寄りがいいのか、端っこでもなるべく前列がいいのか、悩みますね。

たとえば上のような3つの席があったら。

7列はかなり前でいいですが端っこなので舞台を見るとほとんど真横から見ることになります。
13列47番はオペラがいらないぐらいいい席なので7列87番よりはこちらを選びます。

さらに25列47番と7列87番なら、さすがに舞台に近い7列を選ぶかなあ。

端っこでも7列は本当に近いので上手銀橋や花道の演者は顔の表情までオペラなしで良く見えます。
特定の贔屓ができたらこういう席を選ぶのもいいかもしれません。

1階A席22列R1,L3は意外と見やすい

1階A席22列R1,L3は意外と見やすいです。

隣がS席22列ですからね。コスパは抜群です。
前が通路で見やすいですし端っこですが、それほど斜めの見え方にはなりませんし、舞台が見切れることもありません。おすすめです。

2階S席1列センターブロックは見やすい

2階S席1列センターブロックは結構ファンが多い席です。
舞台全体を見渡せて、体感的にもかなり舞台に近く感じます。

2階B席10列センターブロックはコスパ最高

2階B席10列センターブロックも超おすすめです。
2階ですが10列なのでそれほど遠くは感じません。なんといっても3500円ですからね。
同じB席でも15、6列とは全然違います。満足度は高いです。

宝塚大劇場の立ち見はおすすめ

宝塚大劇場の立ち見は1階のA席29列のさらに後ろです。

距離的にはかなり遠いですが、立ち見なので前の人の頭が全く気にならず、舞台がよく見えます。
ただし立ち見は2列ありますが1列目は必須です。2列目は前の人の頭の間から見ることになり、気持ちよく見ることはできません。(全然大丈夫な人もいるかも?ですが私はダメです)

当然約2時間半、立ちっぱなしなので体力のない人は避けた方がいいかもしれません。
コツとしては観劇中は靴を脱ぐと疲れにくいです。
コスパも最高です。前の人は5500円で自分は2500円ですからね。

最後に

いろいろと座席の選び方を書きましたが、実際は席を選んでチケットを取るチャンスはほとんどありません。
ほとんどが抽選ですし一般販売の先着順も席を選んでいる余裕なんてほとんどありませんので。

なので抽選申込で席種(S席、A席など)をどうするか、になると思います。
最初のうちはS席を申込がいいと思います。特に友の会の席は18から20列のセンターかサブセンターが多いのでとても見やすいです。(当たればですが、、、)
もし2回観劇できるならS席とB席でもいいかもしれません。

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