宝塚観劇の専門用語まとめ|これだけ覚えれば話についていける!

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宝塚ファン同士の会話では、独特の言い回しや用語が飛び交いますよね。
「全然わからない…」とならないように、観劇初心者でも最低限知っておくと安心な専門用語をまとめました
これであなたも、宝塚観劇の“通”の仲間入り!


1. 基本の組にまつわる用語

  • 花組・月組・雪組・星組・宙組(そらぐみ)
    宝塚歌劇団はこの5組体制。演目の傾向や演出の個性もそれぞれ違います。
  • 専科(せんか)
    他の組に属さないスペシャリスト集団。組を超えて活躍します。
  • 組替え(くみがえ)
    生徒が別の組に異動すること。人気スターの組替えはファンにとって一大イベント!
  • 組カラー
    各組に象徴的な色があります。たとえば花組はピンク、月組は黄色など。
  • 上級生・下級生
    音楽学校の入学年で序列が決まります。芸歴=学年であり、上下関係も厳密。

2. 生徒・役柄に関する用語

  • タカラジェンヌ
    宝塚の舞台に立つ全ての女性出演者の通称。
  • 生徒(せいと)
    宝塚音楽学校卒の演者。あくまで「卒業しても生徒」という呼び方。
  • 男役(おとこやく)/娘役(むすめやく)
    舞台上で男性/女性を演じる役。普段の立ち居振る舞いにも違いが出ることも。
  • トップスター/トップ娘役
    各組を代表する主役コンビ。演目の中心人物です。
  • 路線(ろせん)
    トップスター候補として抜擢・育成される男役のこと。明確な扱いの違いあり。
  • 別格(べっかく)
    トップ路線ではないが演技力や存在感で支持される実力派。特に2番手の扱いを超えない立場で重用される人を指すことも。

3. 公演・劇場に関する用語

  • 大劇場(宝塚大劇場)/東京宝塚劇場
    宝塚の本拠地と東京拠点。いわば“本公演”の中心。
  • バウホール/青年館/全国ツアー
    小劇場や出張公演を総称して「別箱」と呼ぶ。出演者が少なく若手中心になることも。
  • 新人公演(しんじんこうえん)
    若手生徒が大劇場の本公演を再演する場。路線候補の登竜門。
  • 2本立て・ショー付きミュージカル
    宝塚の本公演は「芝居+レビューショー」の形式が多いです。
  • お披露目公演/退団公演
    トップ就任後の初公演や、卒業を控えた生徒の最終公演。特別な演出が入ることも。

4. ファン活動に関する用語

  • ご贔屓(ごひいき)/推し
    特に応援しているタカラジェンヌのこと。
  • 入り待ち/出待ち
    劇場に入る・出る贔屓を見送るファン習慣。※現在は制限あり。
  • お茶会
    生徒が参加するファンミーティング。演目の感想や素顔の話が聞ける貴重な機会。
  • ファンクラブ(私設FC)
    公式ではなく私的に運営されている贔屓ごとの応援団。参加にはマナーも必要。
  • お花渡し
    卒業する生徒にファンが花を贈る儀式。タイミングや方法はFCで異なる。

5. 舞台用語・スラング

  • 銀橋(ぎんきょう)
    舞台手前にある橋状の通路。ここでの歌やセリフは“胸アツ”シーンが多い。
  • 黒燕尾(くろえんび)
    男役の象徴ともいえる燕尾服でのダンス。ショーのクライマックスなどで登場。
  • 階段降り
    フィナーレで大階段をスター順に降りてくる名シーン。トップは最後に登場。
  • ロケット(ラインダンス)
    娘役が中心となって行うラインダンス。レビューに欠かせない場面。
  • カテコ(カーテンコール)
    終演後の出演者の挨拶。トップの個人的な言葉が聞けるチャンス。

6. メディア・視聴関連の用語

  • スカステ(スカイステージ)
    宝塚の専門チャンネル。CS放送で舞台映像やインタビュー番組が観られます。
  • タカスペ(タカラヅカスペシャル)
    年末に開催される組を越えたスター共演の特別イベント。
  • ナウオンステージ
    公演ごとのトーク番組。出演者の素顔や裏話が聞ける人気コンテンツ。
  • 東宝(とうほう)・ムラ
    東京宝塚劇場を「東宝」、宝塚大劇場を「ムラ」と略すのはファン界隈では常識です。

まとめ|最初は知らなくてもOK、少しずつ慣れていこう!

最初は専門用語が多くて戸惑うかもしれませんが、自然に覚えていけるものばかり
ファン同士の会話やSNSでもよく出てくる言葉なので、この記事を手元においてぜひ少しずつ慣れてみてくださいね!

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