星組の“ヒーロー”が専科へ…寂しいけれど、やっぱり応援したい!
宝塚歌劇団の公式サイトで、星組のひろ香祐(ひろかゆう)さんの2026年4月13日付で専科への組替え(異動)が発表されましたね。
そのニュースを見た瞬間、「えっ、ヒーローが専科!?」と声を出してしまいました。まさか…という気持ちと、なんだか胸の奥がきゅっとするような寂しさ。
星組といえば“熱い芝居”が持ち味。技術うんぬんよりも、心でぶつかる芝居が魅力なんですよね。
その中心にいつもいたのが、星組生え抜きのヒーローこと、ひろ香祐さん。芝居の上手下手じゃなくて、舞台に立つ姿そのものに「熱」がある人でした。
星組生え抜きの魂の人
ヒーローは星組一筋。下級生のころからずっと、あの「星組らしい空気」を作ってきた人です。
少し不器用だけど、まっすぐで一生懸命。セリフひとつでも気持ちがこもっていて、観ている側の心がじんわり温かくなる。
だからこそ、専科への組み替えはとても寂しい…。
しかも、ヒーローって人をまとめるのが上手なタイプなんですよね。
後輩からの信頼も厚くて、星組の雰囲気をいつもいい方向へ引っ張っていた印象があります。
正直、私は「いつかヒーローが組長になるんじゃないかな」と当然のように思っていたので、今回の発表は本当に意外でした。
変わりゆく星組のなかで
最近の星組は、卒業や組替えが続いて、星組芝居のメンバーがどんどん減っています。
トップスターもトップ娘役も月組出身。もちろんお二人とも実力派で素敵ですが、少しずつ“熱い星組”が遠のいていくようで、どこか物足りなさを感じることもあります。
昔の星組は、舞台の上で汗が見えるような熱量があって、観ている方までドキドキハラハラするような“情熱の組”でした。
その熱を守ってきたのが、まさにヒーローだったと思います。
それでも、星組は続く
とはいえ、星組にはまだ希望があります。
天飛華音(あまとかのん)さん!
彼女のまっすぐな芝居には、昔ながらの星組らしさが感じられます。
舞台の上で輝くその姿に、「ああ、星組ってやっぱりこうだよね」とうれしくなる瞬間があります。
ヒーローがいなくなっても、星組の熱い魂はちゃんと残っている。
そしてそれを次の世代が受け継いでいく――そう信じたいです。
専科でもきっと輝く
専科といえば、各組を支える“縁の下の力持ち”のような存在。
でもヒーローなら、きっとどの組に行っても舞台を温める存在になると思います。
あの星組仕込みの情熱と、人をまとめる力で、新しい場所でもみんなに愛されるでしょう。
これまで星組を支えてくれて、本当にありがとう。
そして専科での新しい挑戦、心から応援しています。
これからもずっと、星組を、そしてヒーローを応援し続けます!

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