ガイズ&ドールズ(野郎どもと女たち)映画版
星組ガイズ&ドールズのお稽古も順調に進んでいることでしょう。
観劇スタイルは人それぞれ違うと思います。
全く予備知識を入れないで観劇したいという人、あらかじめいろいろと情報を仕入れて準備して観劇したい人。
僕は出来るだけ情報を仕入れて観劇したいタイプなので観劇前にネットで他の人の感想を見たり、再演ならDVDを見たりします。今回のガイズ&ドールズも再演なので、月組版のDVDを見たいところですが既に廃盤で中古もありえないくらい高い。
なのでそれは諦めて、ネットに初演版と2002年版も動画が少しあったのでそれを見て雰囲気を感じとりました。
でも全体のストーリーがよくわからないので映画版DVDをレンタルして見ました。
ネタばれになるかもしれないので読みたくない方はスルーしてください。
当然と言えば当然でしょうがストーリーは映画版も宝塚版も同じだと思いました。
主要4役は
スカイ – マーロン・ブランド
サラ- ジーン・シモンズ
ネイサン – フランク・シナトラ
アデレイド – ヴィヴィアン・ブレイン
この映画が公開されたのが1955年なので昭和30年。今から60年前ですか。
確かに古〜い印象です。
4人ともかなり高齢に見えました。特にネイサンとアデレイド。どちらも50歳ぐらいかなと。
でも調べてみるとネイサン役のフランクシナトラが当時40歳、アデレイド役のヴィヴィアン・ブレインは34歳。
いや〜、そんな年齢に見えなかったな。
特にネイサンはどう見ても50代でしょ。この渋い役を紅さんはどうやって役作りするのか、やっぱり髭付けるしかないかって。
アデレイド役も34歳には見えないくらい『おばさん』の雰囲気だった。
この雰囲気を礼さん(礼真琴)が出せるのだろうか。いや、たぶんどう頑張ってもあんなにおばさんには見えないでしょう。
が、せめてきりやんぐらいの「おばさん」に見えたらすごいなあなんて思っています。期待しましょう。
それからネイサンの手下は映画版にはラスティはいないのか、ちょい役なのかメインには出てこないです。
ナイスリーとベニーの2人だけ。
映画版は雰囲気が古くさいのと話の進みが遅いので、かな〜り眠くなります。と思いきや、最後とてつもなく早い展開で結婚式となります。
これ、このころのアメリカ映画の特徴なのですかね。
宝塚版ではもう少しわかりやすく場面が加えられている?のですよね、たぶん。
もし映画版と同じような最後の展開を宝塚でやったら観客は???間違いなしです。
このあたりもともとのミュージカルはどうなのか気になるところです。
ギャンブラーが愛する人のために突然普通の人になって結婚しちゃう、それも2組も、そこはさっぱり理解できない。
いやもっと深い意味があるのか。
まだよくわかりませんが、星組の舞台を見たらその答えが出るのか、楽しみでもあります。
興味のある方、映画版DVDをレンタルしてみるのもいいかもしれません。
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