礼真琴&舞空瞳体制の今の星組の充実度
星組 礼真琴&舞空瞳体制も10月で4年目に入りました。もう丸3年過ぎたのですね。早いものです。
そして今の星組の充実度が半端ないと感じます。
トップ ことちゃん
トップ娘役 ひっとん
2番手 せおさん
3番手 ありちゃん
4番手 きわみしん
せおさんの扱いがやや微妙なのは気になりますが星組の舞台を見ている人ならわかると思いますが、せおさんが間違いなく2番手です。
そしてありちゃんの組替えが大きいです。出てきただけで、立っているだけで、もちろん踊っている時は最高に輝いているあの華やかさは、彼女の魅力です。
ありちゃんが加わったことで星組の層が何倍にも増した気がします。
そしてこの組替えと関係あるのかわかりませんがせおさんの充実度も増しています。愛ちゃんがいた頃は何か変に力が入りすぎていましたが今はいい意味で力が抜けて余裕が出てきました。
ことちゃんとの相性も抜群ですね。全く違うタイプが並んだ方がお互いのいい所が出る典型だと思います。
そして今の星組の充実度はなんと言ってもトップコンビ、ことなこの充実度でしょう。
これまでの演目を振り返ると
<大劇場>
眩耀の谷/Ray
ロミオとジュリエット
柳生忍法帖/モアダンディズム
めぐり会いは再び/グランカンタンテ
ディミトリ/ジャガービート
<別箱>
エル・アルコン鷹
VERDAD
王家に捧ぐ歌
モンテ・クリスト伯
ことちゃんのやった役は
丹礼真、ロミオ、柳生十兵衛、ルーチェ、ディミトリ
ティリアン、ラダメス、エドモン
こう見ると大劇場公演の役はまあことちゃんに合っていたかな。柳生十兵衛は演目そのものが??だったのであれですが。
しかし別箱は3作とも全く似合わない役で。特にエドモンはかなり熱演でしたが似合わない度MAX。
演目はご本人の希望なのか劇団が決めるのかわかりませんが、もう少しことちゃんに似合う演目があると思うのに、、、2番手なら似合わない役が回ってきてもしかたないですがトップならトップに似合う演目を持ってくればよいのに、と思ってしまう。
ただ確実に芝居がよくなってますね。もともと童顔ですし芝居が薄いタイプでしたがディミトリでは風格というか余裕が感じられました。円熟期に入った印象です。
ひっとんはお披露目公演から難しい役でしたが素晴らしい演技だったと思います。振り返ると結構激動の人生で激しい役が多かったですがどれも彼女なりの役の理解で共感できます。
もう少し肩の力を抜いた方がいいかなと思う時もありますが、でも今までの役がそのような役が多かったということだと思います。
演技もどんどん深まって来ていると思います。特にルスダンの熱演には泣かされました。ことちゃんの落ち着いた演技とひっとんのやや力みすぎの熱演のバランスがいい。
そしてきわみしんの4番手抜擢。何もできないきわみしんくんですが歌も芝居も徐々に本人比ですがよくなってます。まああのキラキラオーラはそれで十分な武器です。
さらにその下にカノンくん。カノンくんもいよいよ新人公演を卒業でこれからが勝負の年。でも星組らしい熱い熱い芸風が好きです。
男役ではちゃりおくんはじめ、ダンサーが揃っているのも強みです。ありちゃんが来てダンスに関しては全く心配ないでしょう。男役は歌の上手い人がもう少し欲しいところではありますが。
娘役はなっちゃんはじめ、くらっち、ほのかちゃん、うたちゃんと歌の上手い人が多いのが嬉しい。
そんな中、あかさんが花組に移動してしまうのはとても残念。花組時代のあかさんをほとんど知りませんが星組でのあかさんはあの暑苦しい感じがとても星組らしくて好きです。
ぴーすけはどうなる?とか、そろそろくらっち、ほのかちゃんがどうなるとか、いろいろ不安はありますが、人事は我々ファンがどうこう言うことではないので暖かく見守りたいと思います。
今の星組、舞台での充実度も素晴らしいですが、みんなの雰囲気もいいですよね。ナウオンステージでもワチャワチャ感とか先日のスカイステージのクリスマス特集での雰囲気とか。普段の楽屋や稽古場でのいい雰囲気が伝わって来ました。
ということで今の星組、とても好きです。来年もこの体制で素敵な舞台を見せてくれることに感謝して公演を楽しみに待ちたいと思います。
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