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星組ディミトリ/ジャガービート初日観劇感想

公開日: : 宝塚一般, 星組, 礼真琴, 舞空瞳

星組大劇場公演ディミトリ/ジャガービートの初日を観劇しました。

 

<ディミトリの感想>

佳作だと思います。泣きました。まあ原作読んだ時から「これ絶対泣く」と確信してましたが見事その通りとなりました。

まず原作が素晴らしい。

130ページぐらいで半日もあれば読めてしまう短い話ですがポイントを抑えて実にドラマチックに話が進んでいきます。そしてちょっとしたことからディミトリとルスダンの気持ちがすれ違い悲惨な結末を迎えます。

その原作にほとんど忠実に生田先生が脚本、演出したことが佳作にした最大の要因です。

 

特に感動したことや気になったことなどを書いていきます。

冒頭物乞い(ちぐさん)が登場して「かつて栄えたこの場所には今は誰もいない(ニュアンス)」のようなことを言いながら物語の始まりを伝えます。

登場の仕方はいいと思いますがどうせならもう少し具体的に説明したほうがよかったと思います。

ほのかちゃん、るりはなちゃん、詩ちゃんはじめリラの精で物語の世界観を演出したのはとても綺麗でよかったと感じました。

 

そしてディミトリ(ことちゃん)が登場してソロを歌うのですが、ここもことちゃんファンとしては心地よい歌を聞けて嬉しいのですが、ディミトリの生い立ち、立ち位置みたいなことを説明するシーンがあればよかった。次にディミトリとルスダンが登場して二人の会話になり、その時にディミトリが自分の立場を言いますがあれだけでディミトリが政治的な理由から人質として預けられていることが原作を読んでない人が理解できたのかな?原作を読んでいる人には不要ですが、、、

 

ギオルギ王はバテシバと別れることを決意します。廷臣たちから良く思われていないバテシバを愛するがゆえに別れる。離れていてもそれが相手にとって一番幸せなら、という愛の形。この考え方が後のディミトリとルスダンの関係にも繋がる非常に重要な場面ですが、これを話しの頭に持ってきたのは生田先生、さすがです。さらにことちゃん、あかさん、くらっちの歌が素晴らしく、感動的な場面となりました。

 

ジョージアンダンスはさすがことちゃんはじめダンサー揃いの星組。とても見応えがありました。ただ想像していたよりはおとなしめだったかな。もっとアクロバティックかと思っていました。

 

ディミトリがジャラルッディーンの求婚の使者として登場する場面。「ルスダン、トビリシはいずれ貴女の手に帰るだろう」「何をするつもり?」このあたりからどんどん緊迫していきます。後半は展開も早くどんどん話に引き込まれていきますね。ことちゃん、ひっとんの演技も素晴らしかった。

 

ディミトリはホラズムの弱点を伝書鳩を使ってルスダンに知らせます。自分の死を覚悟してルスダンを守る行動に出るわけです。ここ、ディミトリの歌なのですが重要な内容なので台詞にしたほうがよかったと思います。歌だと特にことちゃんの歌は心地よいのでともすると歌詞が頭に入ってこないことも、、、

 

ジャラルッディーンに抱かれてディミトリは死にます。ディミトリは最初から死を覚悟していて毒をゆっくりと飲んで死にます。もうディミトリの気持ちを思うとこのあたりから泣けて泣けて。さらにせおさんがさすがの演技で。ジャラルッディーンは極悪な男ではありますがディミトリを寵愛していますしおそらく心の広い人なのでしょうね。

ことせお。やはり同期だけに安心感があります。もう号泣です。

 

ルスダンの元にディミトリの死を知らせる便りが届きます。アヴァクが伝えかけますがルスダンが最後まで言わせません。当然わかっていますが。「もしディミトリが戻ってきたら会議に出てもいいでしょ(ニュアンス)」これは原作にはないですがいいですね。

 

最後はルスダンがディミトリの足跡を見つけディミトリの姿も見つけます。上手にディミトリ登場。ここから二人舞台中央で抱き合って幕、、、とはならずにルスダン一人下手から去って、ディミトリ一人残ります。

今回はこの終わり方でよかったですね。ルスダンはまだまだやることがある。「全部終わってまた会えたら、私を抱きしめて。よく生き抜いたと言って、褒めてね。」その時二人は天国でやっと幼い頃のような幸せな時を過ごすのでしょう。

 

千秋楽までどんどん芝居は深まっていくでしょう。来月もう一度見れそうなので楽しみです。

 

 

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