星組全ツ風共 ことスカーレット
星組全ツ風共 ことスカーレット
星組全国ツアー 風と共に去りぬ 梅田初日から5日、初日映像も流れ観劇された方々の感想ブログもたくさんアップされてきました。やはり1回しか観ていませんので、観劇された他の方々の感想はたいへん興味深いでし、参考になりますね。自分に見えてなかった部分が見えたり、ほんとうによくあんなに細かい所まで見ているなと感心させられるブログもたくさんあります。
それでそのようなみなさんの感想や自分の観劇を思い出しながら、今回ことちゃんのスカーレットの役作りについて考えてみます。以下、かなり贔屓目の感想になりますことお許しください。
ことちゃんスカーレットの第1印象は「かわいい」ですね。
これは多くの人の感想で一致している点だと思います。ナウオンでも言ってましたが先生に「可愛くない」ってよく指摘されると。なので「かわいく」っていう部分をかなり意識してがんばったのではないかと思われます。
しかしスカーレットという役の難しさは、周りの男を虜にした美しさ、可愛さと頑固で強情な性格の両方を表現しなければいけないことだと思います。この「頑固で強情で嫌みな女」を表現することは、研6のことちゃんにはちょっと無理があるような気がします。どなたかのブログで「今までスカーレットは嫌な女で好きになれなかったけど今回は嫌な感じはしなかった」とありましたが、たぶんそうなんでしょう。
ここからは想像ですが、ことちゃん、自分のことをよくわかっていて今回は「かわいいスカーレット」で行こうと決めたんじゃないでしょうか。それで声もことちゃんにしてはかなり高い声で通して。でも要所要所では、怒る場面とか男役も顔を出しつつ。確かにスカーレットをやる以上、研6とか経験が浅いとは関係ない、スカーレットらしくしないと、という意見ももちろんあるでしょうが。礼真琴として最大限表現できるスカーレットをと考えたのではないか、あくまで想像です。
ただ僕としてはどうせならもっと礼真琴らしくしてもよかったかもと思います。まずあの高い声はかなり本人も辛いと思います。元々低い声ですからね。なのでもう少し低い声で自然に発声したほうがよかったのではないか。程度問題ですけどね、少しだけ。そうすればもう少し頑固で嫌みな感じが出たかもしれません。かわいさは自然に出るのですからあまり意識しなくても。
まあ1回だけそれも初日の観劇なので何とも言えませんが、そういう意味でも今後の進化度合いを見たいですね。でも全ツ、そう簡単には行けません。宝塚歌劇、、、お金と時間が、、、、
千秋楽までどんどん進化するスカーレットそして風共に期待です!!
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