星組 黒豹の如く 新人公演 観劇感想4
礼真琴以外の感想を書きます。
あいりちゃん
ことちゃんと同じで可愛いけど今回の大人の役、カテリーナをどう演じるのか、楽しみでもあり少々不安でもありました。
しかし全く問題ありませんでした。←かなり贔屓目です。
まずことちゃんとの身長差のバランスがいい。それから小顔なのでことちゃんにとってはありがたかったと。そしてあいりちゃん、可愛い顔に似合わず結構声が低い、そして太い。これが今まで歌も台詞もやや違和感がありましたが、今回は気になりませんでした。特に台詞の声は全く大丈夫。
しかし台詞まわしも仕草もねねちゃんにますます似てきましたね。やはり長年そばで見ていてアドバイスを受けていると似てくるんでしょうね。アントニオが「カテリーナ~カテリーナ」ってささやく場面でのあいりちゃん、とても大人っぽい表情するんですよね。ことちゃんよりお姉さんみたいに。
歌はソロもありますが、もうちょっとガンバレって感じですかね。どうしてもことちゃん基準になっちゃうので厳しめになります。でも確実に今回が一番よかったと思います。
まおくん
なんと言ったらいいのか。あまり人の悪いところは言いたくないのですが、この方だけは抜擢されていますからあえて正直にいいますと、成長ありません。
ただとにかく一生懸命でたぶんお稽古も相当一生懸命にされていると思います。そしてたぶんご自分の欠点もよく理解しているのではと想像できます。それは滑舌の悪さです。これは前からそうで、今回も全く進化ありませんでした。で、その滑舌の悪さをなんとかよくしようという努力がとてもよく見えます。しかしかえってそれによってますます聞きにくくなり、聞いていてとても疲れます。
なのでまおくんの演技に集中できず、どんな役作りなのか感じることもできません。今回、悪役ということで凄みをきかそうという意図もよく見えます。が、これまた空回りして、銀橋で歌う最大の見せ場も、へんに力んでしまって。さらに歌が辛いので、、、、、でもそれでも最後まで歌いきり、壁にすごい勢いで打ち当たるところは「は~、恐れ入りました」とはなりますが。。。
まおくんファンには申し訳ないですが、これが率直な感想です。抜擢されているがゆえの感想です。これから星組を支えていかれるのであれば、なんとかこの壁を超えないと厳しいと思います。
天華 えまくん
まかぜの役。おいしい役でした。ネットでは結構評判がいいようですが、僕には全く響きませんでした。ほとんど印象なしです。なんででしょうね。ウジェーヌ役も全然印象に残ってないし。やはり地味なんでしょうね。歌もうまくないし。今回はあまり台詞や歌がなかったので次回以降もうちょっとたくさんの芝居を見てみたいと思います。
真彩 希帆ちゃん
初めて見ましたがとても不思議な方だと感じました。もう少しいろいろと見てみたいと思わせる魅力がある?確かに歌はへたではないと思います。とくに最近の宝塚歌劇団の歌のへたさは強烈ですから、その中にあってはうまい部類でしょう。でもどうしてもことちゃんを基準にしてしまうので、びっくりするほどはうまくない。ただ声がいいので台詞も聞きやすいです。
僕が一番いいなと思ったのは芝居です。役者タイプじゃないですかね、きほちゃん。でも今回の役をうまく演じていたかといえはそうでもない。風ちゃんのほうが役づくりはよかったと思います。立ち姿も小柄ですが姿勢もいい。顔はアイドルみたいじゃないけど、まあ可愛い。ということで全てにおいて今回の舞台だけできほちゃんを論ずることは僕はできませんでした。次回はキャッチミーですか。どんな役はわかりませんがとても興味があります。
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