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星組こうもり 新人公演 観劇

公開日: : 最終更新日:2016/04/06 宝塚一般, 星組

 

贔屓のことちゃん(礼真琴)も新公卒業したしもう新公観劇はやめようかとも思いましたが、星組は下級生をそれなりに知っているし、上級生入場でことちゃんも見れるので観劇してきました。

たぶん立ち見が完売していなかったかな。」ちょっと寂しい。

まずは上級生入場。紅さん注目してたらどんどん進んで、あれことちゃんいない?って思ったら、一番最後に歩いてきました。そうか、上級生の中では最下級ですからね。ちょっと錯覚。

 

さて新公の全体的な印象は、新公なりにみんな工夫して笑いをとってました。

とても新鮮で、また個々に注目できる人も多く、星組の将来安泰を感じることができた公演でした。

 

主演のしどうくん 頑張った!

今回主演のしどうくん。初主演で緊張もあったと思いますが、どうしてどうして、思いっきり堂々と演じていました。大成功ではないでしょうか。

今回難しい歌が多い公演でしたが、歌がうまくなったと思います。これまでほとんどの新公見てますが、歌がこんなにうまい印象はありませんでした。相当稽古したのでしょうね。その成果が十分に感じ取れましたよ。

ぱっと見がすらっとしてかっこいいですよね。これ、これから大切な武器になります。これまでちょっとなよっとしたイメージがありますが今日は髪型もよかったのかな、かっこよかった。

きーちゃんとのバランスもよく、デュエットはきーちゃんに助けられた部分もあるかもしれませんが素晴らしかった。当然かなり若いファルケとアデーレでした。

最後の挨拶ではちょっと泣きそうになりました。主演を終えて嬉しかったのとほっとしたのといろんな思いが交錯したのでしょう。東京公演に向けてさらに進化してくれることでしょう。

 

ヒロイン きーちゃんアデーレ

僕はオペレッタをDVD]ですが何回も見て、その歌唱力のすごさを感じていたので、所詮宝塚なので普通の人には歌は期待していなかったのですが、きーちゃんがどこまで歌えるのか、とても興味がありました。期待値は相当高いものでした。

素人目ですが、実際聞いてみて、確かにうまいです。相当うまいと思います。特に高音がよく出るし通るし。

ただ、アイゼンシュタイン邸での最初の侍女たちの歌といい、夜会でのアデーレのアリアといい、やっぱり相当難しいのだと感じました。

やはり、感動して鳥肌が立つというところまでは行きませんでした。

いや、きーちゃんならそれを期待していたので。

改めてオペレッタの人はとんでもなくすごいなあと認識しました。

 

そうは言っても、健闘したと思います。他の人とはレベルが違います。

女神公園での場面にアデーレが登場するんですね、新公は。ご主人様を迎えに来たという設定です。

本公演でことちゃんが紅さんの口パクで歌っている歌を、アデーレが歌います。で、たぶん本公演より長く歌いますよね。相当高い音の部分があります。ここは鳥肌ものではありましたよ。

これを聞いちゃったので、あとの歌が少し物足りない感じがしたのかもしれません。
台詞回しも侍女の場面と夜会での伯爵夫人での場面で変えてるのがわかったし余裕がありました。

 

あやなくんアイゼンシュタイン

全てに優等生って感じですかね。やはり紅さんのインパクトが強すぎて。コメディセンスって難しいですね。

別に紅さんの真似する必要は全くないと思いますが、やはり見ていて『面白みが足りない』

頑張ってるし破綻はないし。でも見ていて楽しくない。立ち姿はかっこいいので今後の役に期待はできそうです。

 

いーちゃんラート教授

うまい!いつも安心して見ていられます。ことちゃんのカラオケ仲間だけあって歌は当然うまい。

ことちゃんと一緒でとにかく聞きやすい。すーっと入ってきます。

そして滑舌がいいから芝居も見ていて疲れない。芝居の間もいい。この人になんでもっと活躍の場を与えないの。おかしいよ。

今回はソロがあり結構台詞もある役でよかった。見た目も渋かったし。これから『いい脇役』で星組の貴重な上級生になっていくのでしょう。

 

あまじくんフロッシュ

めちゃくちゃ面白いです。この人こんな役もできるんだ。

鈴蘭では、かわいい子供のリュシアンだったのに、よく化けましたよ。

みきちぐさんから相当わざを盗んだかな。この人もこれから『名脇役』で星組を支えていってくれるでしょう。

そういえば、アイゼンシュタインとの手錠が、途中でアイゼンシュタインの方が切れちゃって?その後ずっと、あまじくんがあやなくんの手を握って芝居を続けてました。

あれ、最後までずっと手錠でつながれてる話だからたいへんだったでしょう。新公のハプニングですね。

 

桃堂くんフランク

この人も何とも言えない『雰囲気』を持っている。それが今回のような喜劇になるといい方へ発揮されるのですね。

笑わせようとして、すべってるんだけど、でも面白いって。

アイゼンシュタインとのフランス語対決では、「ヴェルサイユ?」「アンドレ、目が見えないのか?」とか言って、大爆笑。笑いナンバーワンは桃堂くんでした。

 

碧海 さりおくんアルフレード

ことちゃんの役の碧海 さりおくん。101期生、研2。初めて聞く名前で。どんな人なのかとても興味がありました。

研2だから仕方ないですが、ほとんど女の子ですね。顔の表情、歌、声。

研2ではあんなものでしょうか。ダンスはまあ普通でしょうか。

歌は、、、頑張れ〜〜
まだまだわかりません、今後に期待です。

 

ということで楽しい新人公演でした。次回は日本物ですが誰が主演するのでしょうか。

主演だけでなく楽しみな人がたくさん発見できたので次回も観劇したいなあ。

 

 

 

 

 

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