星組スカーレットピンパーネル 4/4 11時 15時公演 観劇
スカピン4/4 11時 15時公演をダブル観劇してきました。ことちゃん(礼真琴)の感想は別ブログに書きましたのでそちらをご覧ください。
初日、3/28に続く3、4回目の観劇となりますがさすがに組子のみなさん、余裕が出てきたのかどんどんいい舞台になっていると思いました。
特に紅さん。
初日は結構ガチガチで、でも初日から歌、芝居とも予想以上でよかったですが。
それがさらによくなってました。余裕が出てきたからでしょうか、さすが上級生という感じで舞台全体を引き締めてました。
マルグリットへの愛もさらにはっきりと表現され、最初の結婚式でのデレデレぶりはよかったです。
歌で一番感動したのは『目の前の君』です。最後の歌い上げも見事でした。紅さんてこんなに歌がうまかった?って思いました。堂々としてるから余計に上手に聞こえるのでしょう。
それからグラパンの芝居が大好きなのですが、3/28よりも大人しくなってるような気がしました。気のせいかもしれませんが。
グラパンとスカーレットピンパーネルの落差が大きいのがいいです。
ただ最後のショーヴランとの決闘シーンで「それは無理ね〜〜」にちょっとおねえが入ってきてたのは若干気になりましたが^^;これ以上やりすぎないほうがいいです。
それから決闘シーンの最後、桟橋で「処刑は免れないだろう、、ロベスピエールに伝えてくれ、、、、」の台詞もやや大げさになってきてました。ここもやりすぎると桜華再びになっちゃいますからほどほどに。
あーちゃんのマルグリットもどんどんよくなってます。
あーちゃんも初日から素晴らしい出来でしたが、さらにパーシーへの愛や途中の不信感がはっきりと表現されてました。
ショーヴランへの対応も初日は冷たさだけが際立ってましたが、もう少し感情が見えるようになってました。ただやっぱり最後ショーヴランの「俺を愛したことはない、というのか、、」に対して「ないわ」の一言は切ないなあ。
歌は11時公演はやや不安定で怪しい音程もありました一転15時公演は素晴らしかった。特に最後のひとかけらの勇気はよかったなあ。確かに歌姫ではないですが、音程も安定しているし十分に感動させられる歌でした。
それから見た目が綺麗で可愛いのがマルグリットに似合ってます。それでいて大人の雰囲気がありますから『女優』に見えます。役にも恵まれたと思います。
くらっち。
星組ではみほちゃんと呼ばれているそうなので、みほちゃんと呼びますが、毎公演安定の演技、歌で惚れ惚れしますね。見るたびにファンになっていきます。
芝居がほんとうに自然なんですね。大げさにしなくても大根にならない、やはり役者だなあと思います。
あなたこそわが家の場面。アルマンに「ついて行きます」という台詞。マリーの気持ちがよく伝わってきます。であの時アルマンの胸に顔をうずめる、その頭の角度が最高でいつもウルウルきます。
パレードではことちゃんの隣にいるのですが、先に自分の位置にいてことちゃんが隣に来た時にお互い「ニコッと」するその笑顔が最高。ことちゃんとの身長バランスもよくて早く阿弖流為が見たいです。
せおっちアルマン。
4/4の公演ではせおっちの成長ぶりが感じられました。役に慣れてきたのかとても落ち着いた演技でした。信頼のおけるスカピン団の一員という雰囲気です。
あとは歌ですかね。あなたこそわが家での歌、もうちょっと頑張って欲しい。
あとは船の上のフランス上陸の場面。「フランスは近いゾ!」これはもっと力強く叫んでほしいなあ。
スカピン観劇はこれがMY楽になりそうです。いつもは1、2回しか見ないのにスカピンは4回も見れて最高でした。
大劇場千秋楽まではまだまだありますし東京組のみなさんはまだこれからですが、新生星組のスカピン、どんどん進化していくことでしょう。
関連記事
-
礼真琴の最近の役を想う
どんな役でも簡単にやってしまう礼真琴。 いや、実際には相当な苦労と努力があってのこのパフォーマンス