星組『眩耀の谷/Ray』東京千秋楽 ライブ配信視聴 ことちゃん(礼真琴)中心に星メンバーが熱い!
星組『眩耀の谷/Ray』東京千秋楽 ライブ配信視聴しました。
大劇場の初日に観劇してから7ヶ月以上、ことちゃんも言ってましたが「ようやく千秋楽を迎えられました」
まずは本当に千秋楽を終えられて本当によかった。ことちゃんはじめ星組のみなさん、おめでとうございます。
舞台は初日観劇してからはDVD、東京初日のフィナーレの生配信を見ただけなので、大劇初日からは随分変わっていましたね。
ことちゃんはいつものことながら芝居、ショーともに初日にほぼ完成しているので初日と千秋楽でそれほど変化がありません。もちろん千秋楽の独特のパワーは感じますが、安定、安心して見ていられます。
特に変わったのはなこちゃん(舞空瞳)の芝居。
初日やDVDでは、心のこもった演技、セリフではあるが「瞳花の心情を一生懸命表現しようと頑張っている舞空瞳」という感じでしたが千秋楽では「子を持つ母親から自然と湧き出る心情が表現されている瞳花がそこにいる」という感じかな。自然だけど子を案じる母親の怖さがある。
たとえば瞳花が礼真の縄を切って助ける場面での台詞
「助けてあげるから私のお願いを聞いてくださいますか」
「ひと目でいいから我が子に会いたい」
「私を国境まで連れて行ってもらえませんか」
「子供は我が生命」
あるいは最後礼真と瞳花が谷に戻ってデュエットになる場面での台詞
「かほうはもうこの世にはいないのでしょう?」
「私はこの世に生きる意味もなくなったのだから」
「私も礼真様の顔を見てみたい」
特にここの二人の演技、デュエットはいいですね。もう涙なくしては見られません。
二人の演技がいいのももちろんなのですが、やはり歌が安定しているのがいいです。より舞台に集中できますから。
芝居ではせおっちの演技もよくなってましたね。もともと芝居には味がありますし滑舌がいいので見ていて心地いいのですがさらに深みがましてました。歌もうまくなりましたね。どんどん成長されているのが嬉しいです。
そしてみほちゃんの安定感。台詞も聞きやすいし笑顔に癒やされますね。
ショーではなこちゃんの歌の進化は素晴らしいですね。
プロローグでの銀橋ソロで「歌、うまくなったな〜」って感じました。
その後のことちゃんとのデュエットも問題の微妙なメロディのところも、よくなってました。
さらにピンクのドレスのところ。東京初日はびっくるするぐらい声が出て無くて終始上ずってましたが、今日は別人のように安定してました。
やはり若いから日々の進化が素晴らしいですね。これから益々歌がうまくなってくれればもう無敵です。
ことちゃんの挨拶は東京初日で泣くかと思っていましたが泣かず、でも流石に千秋楽は泣いてましたね。それは仕方がないです。
「やっとこの日が、ついにこの日がやってまいりました。そして今こうして無事に終えられそうなのも本当に奇跡のように思います。この日が来ないかもしれないと頭をよぎることも何度もありました。」
トップとして無事に舞台を最後まで終える責任という重圧は相当なものだったでしょう。
もちろんコロナが相手ですからどうしようもないですし、トップの責任でもなんでもないですが、やはり組を引っ張るトップとしてはなんとかしたいという思いは理解できます。
ファンとしても今まで経験したことのない状況、2月の初日から9月の大千秋楽まで7ヶ月。長かったですね。
しかし一番たいへんだったのはジェンヌさん。
再開しても中断。また再開してもいつ中断するかもわからない状況での公演。体力的にも精神的にもいつもの何倍もたいへんだったでしょう。本当にお疲れさまでした。
次回は梅田のエル・アルコンとシラノ。たった一週間という短い公演。チケットが取れる気がしませんが楽しみにしたいと思います。
今回始めてライブ配信を視聴しましたが、コロナ時代の新しい楽しみ方としてはいいですね。
もちろん生の舞台が一番ですが感染するリスクはゼロですし、遠方の人は気軽に舞台を見れるメリットは大きいと思います。
3500円は安いと思います。ただし簡単に見れるのでいろんな組のライブ配信を見すぎて出費が大きくなる可能性も大ですが、、、
もし視聴を迷っている人は一度試しに見てみるといいかもしれません。↓
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