雪組トップ望海風斗 真彩希帆 退団会見を見ての感想
2月17日、雪組トップだいもん(望海風斗)きぃちゃん(真彩希帆)が揃って退団発表をしました。
予想はしていたので驚きはあまりありませんでした。しかしいざ実際に発表されてみると現実を突きつけられますね。誰もが認める実力者コンビ、今の宝塚歌劇の稼ぎ頭ですからね。
退団会見もスカイステージで流れました。それを見ての感想です。
だいもんは当初から退団時期は2020年を一つの目安と考えていたとのこと。約3年ですね。
これはきぃちゃんにも言えることですが、だいもん、まだまだやれると思います。
それを人気絶頂の今、潔く辞めるのが気持ちいいですね。惜しまれて辞めるぐらいがカッコいいです。
きぃちゃんは元々歌は抜群にうまいですが雪組に行ってからさらにうまくなりました。やはりだいもんの存在は大きかったのでしょう。
そしてだいもんもきぃちゃんも単体では今ほど人気が出なかっただろうと思います。やはりトップ二人共揃ってあれだけの歌唱力というのが雪組成功の最大のポイントです。
宝塚歌劇に求めるものは人それぞれですが、あの歌を聞きたいというファンが多いということを二人は証明しました。
最近の宝塚歌劇の歌のレベルの低さは目を覆うものがありますからこれからはだいもんきぃちゃんコンビの成功を見習って、受験での歌の採点比重を上げてほしいと思います。
そしてトップになる人には一定以上の歌唱力を条件にしてほしいです。といいながら最近全然ダメな人がトップになっていますが、、、
さて我らが新生星組、ことちゃん(礼真琴)なこちゃん(舞空瞳)のトップコンビはどんなコンビになっていくでしょうか。
技術的な点だけを見れば、ことちゃんの強みは歌、ダンス。なこちゃんの強みはダンス。
お世辞にもなこちゃんの歌はうまいとは言えません。そしてこの先、きぃちゃんのようには歌えないでしょう。歌は持って生まれた素質がありますから、どんなに稽古しても本人比ではうまくなってもそれ以上にはなりません。
したがって劇団はことちゃんの歌ではなくダンスを取ってなこちゃんとダンスを強みにしたコンビを誕生させたということでしょう。
だいもんときぃちゃんのそれぞれの歌が3倍にも10倍にも魅力的になったように、ことなこのダンスがそうなることを期待してのことです。
それはロクモそしてお披露目公演でも十分に証明されているのは事実で嬉しいことです。
しかし僕個人的にはことちゃんは「歌」が一番の魅力だと思っているので、だいもんきぃちゃんコンビを超えるような歌のうまいコンビを期待していました。たとえば鈴蘭のきぃちゃんとのデュエットを聞いたりすると、贅沢な悩みがつい出てきてしまいます。
ただし、なこちゃんにはダンス以上の「圧倒的なオーラ」があるので今のコンビに十分満足していますし、これ以上のコンビはないと思います。
なこちゃんの可愛さ、たまに見せるかっこよさ、そしてあのオーラは半端ないですからね。
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