星組 黒豹の如く 新人公演 観劇感想2
礼真琴、ことちゃんについて思いつくままに書いていきます。
まず歌について。
ここが技術的に?一番の成長を感じました。もともと声量、音程その他文句ありませんが、感情表現がさらによくなったと思います。そして単に感情を表現できるようになったということではなく、歌う場面によって歌い方を変えてる。あくまでも素人の感想ですがそう感じます。
たとえばプロローグの海賊の歌はゆったりと雄大な歌い方で大きな海を連想させます。
自分に悩んでいる場面ではときに激しく怒りを表現したり、カテリーナとの場面ではささやくように歌う。場面によっての歌い分け、さらに1曲の中でも歌い分けと。特に今回は歌が多かったことも、より感動した要因だったのかもしれません。
お願いとしてはこれからもこのままの歌い方で進んでほしい。歌手の中には年を重ねるごとに変な歌い方になっていく人、いますよね。頭を遅らせたり変にビブラートをつけたりと。ことちゃんの歌の最大の魅力は素直な歌い方だと思っています。だから聞いていてとても心地よい。すっと耳に歌が入ってきますよね。これから経験を重ねても決して変な癖をつけないで今のまま、素直な歌い方でいってほしいと願います。
芝居について
ことちゃんはもともと役者ではないと思います。でもかもめで鍛えられ?かもめではかなりよくなったと感じましたし、スカーレットも演技が自然になってきたように思いました。今回もとても自然にまた感動的な芝居だっと思います。
少し注文をつけるとすれば、時々「台詞を間違わないように注意しながら言ってるな」って感じるときがありました。こうなると見てるほうが疲れるんですよね。歌や一人での台詞(独り言)では十分感情表現が自然にできるので、さらに芝居も上達してくれたらいいな。いやファンとして注文が多すぎますかね。
ダンスについてはいうことありません。プロローグの海賊の場面、かっこよかった〜!ちえさんのDNAを引き継いでるな〜と感じた瞬間でした!
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