星組キャッチミーイフユーキャン観劇
紅さん主演の星組キャッチミーイフユーキャン 6月20日11時公演を観劇しました。
なんとか手に入れたチケット。
今回もかなり無理した遠征でしたがいつも思いますが見に行ってよかった。
映画のDVDを見ていましたのでストーリーは頭に入っていました。それからブロードウェイ版のミュージカルも動画でさらっと見ました。なのですんなり話に入っていけました。
全体の感想
紅さんの出番が多い
紅さんファンには最高の公演ですね。
プロローグから始まってかなりの時間、紅フランクは舞台にいます。
場面が変わって他の演者がはけてもフランクだけ舞台に残り次の章が始まります。
そして歌い続け喋り続けます。これはファンにとっては最高ですが紅さんはたいへんでしょう。ナウオンでも言っていたとおり膨大な歌と台詞ですから、千秋楽までのどをつぶさないことを願っています。
紅さんとかいちゃんとのバランスよし
濃い紅さんと薄いかいちゃんのバランスがよい。
これからの星組体制を予想させる並びでした。
宙組から星組に組替えになって残念に思っていたかいちゃんファンの方もうれしい体制になるかも。ひょっとしてひょっとするかもしれません。
ブロードウェイ版とほとんど同じ
まあ当然といえば当然ですがセットから衣装からほとんどブロードウェイ版と同じです。
ただしダンスシーンとか、さすがにブロードウェイと同じとはいきませんね、宝塚ですから。そこは宝塚らしいテンポ、雰囲気、構成になっています。
紅フランク
先に書いたように出番がとにかく多いです。これだけ多いとファンにとってはとりあえずうれしい公演だと思います。チケット代もそういう意味ではかなり安いかも。
役作りは10代ということでかなり若い。
特に声、歌い方が若い。ただし髪型や化粧?はそこまで若くないのでこのあたりはどうだったのでしょうか。
歌は声量がもともとある人ですがさらに増えたように感じました。音程も安定しています。
ナンバーも難しいもの多いのでしょうが、がんばってました。特にキーが高い曲も多いですがよく高音も出てました。ただちょっとがんばりすぎのところもあり強弱がつくともっとよくなると思いました。これはこれから千秋楽に向けて変わっていくことを期待します。
芝居心のある人だと思います。
クリスマスの電話のシーンでは泣かせてくれます。
最後捕まるシーン、かいちゃんとの芝居も男の友情って感じでよかった。
あーちゃんブレンダ
あーちゃんは1幕はほとんど出てきません。2幕からの登場。
普段の顔は可愛いのに化粧するとちょっと老けちゃうのはなぜなのでしょうか。
黒豹の新公では大人の役でちょうどいい感じだったのですが、看護婦の白衣は特に思ったよりかわいくなかった。なぜだろう、オペラでずっと追っかけていたのに結論が出ず。その後のピンクの衣装の方がかわいかったのでまあよかった。
最後のソロ『Fly, Fly Away』はよかった〜!
涙が出ました〜!
お世辞にも歌はうまくありませんが、感情が出ていてよかった。
ただし、これことちゃん(礼真琴)が歌ったらどんな感じだろうと思ったことも事実です。
かいカール
かいちゃんの舞台は初めてみましたが想像していたよりよかった。
カールは映画でもブロードウェイ版でももっと年上の役なので、今回の配役を見たとき「全然イメージが違う」と思いました。
実際見て、年齢設定は全然違うように見えました。かなり年上のおじさん刑事には見えませんね。もうちょっと老けた役づくりにしたほうがよかったかな。紅フランクが10代よりは上に見えて、かいカールが若く見えるので同年代に見えてしまう。
話が進むうちにフランクはカールのお父さんのように、カールはフランクを息子のように感じだす、また最後カールの温情でフランクの第2の人生を成功に導いたことを考えると、もっとカールは年上でしかるべきなのかなと思います。
だだ宝塚版はこれはこれでいいのかもしれません。紅かいの並びがよかったので。
台詞は滑舌がいいとは言えませんがまあそんなに聞き取りにくくは感じませんでした。
役作りなのかわかりませんが、地味な印象ですね、かいちゃん。でも地味なくせに面白いことを言ったりやったりする、それも自然に、それがより面白い感じになってそこがよかったと思います。
歌は難しく、さらに精進されることを期待します。1幕後半のソロで「、、、ひとり〜〜」で終る歌。あれはカールとしていい場面なのにちょっと残念でした。
つづく
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