映画 蜜蜂と遠雷 を観た感想。音楽の素晴らしさ、本質を実感
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最終更新日:2019/11/12
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蜜蜂と遠雷の映画を観てきました。
映画を見るのは久しぶりですが音楽ファンの知り合いのお誘いで行ってきました。
原作があるようでしたが読む時間もなく、ピアニスト役の俳優陣も誰一人存じ上げない状態でしたが素晴らしい映画でした。
印象に残っている場面は
月の光の中での亜夜と塵の連弾が素敵
亜夜がマサルの演奏を聞いてそのメロディをどうしてもすぐに弾いてみたくなってピアノを借りて弾いている。そこへ後をつけてきた塵と一緒にピアノを弾くシーンです。
最初は「いいシーンなのに勝手に入ってきて図々しい少年だなあ」って嫌な感じだったのですが連弾シーンを見ているうちになんとも温かい雰囲気になりました。
砂浜でのシーンの透明感
亜夜、マサル、塵、明石、雅美の5人が砂浜で遊ぶシーン。天才3人組が砂浜に足跡を付けて誰の曲か当てる。そこでちょっとだけモーツアルトが出てきました。
コンクールでのライバル同士なのに無邪気に音楽で遊ぶ天才たち。映像もほんわか透明感があって素敵なシーンでした。
片桐はいりさんの存在感
クローク係。セリフは全く無し。ただ座っているだけですが、さすがに存在感ありますね。
そして
松岡茉優さんの演技が素晴らしい。
この女優さんは全く知りませんでしたが今回の映画での彼女の演技が一番印象に残りました。
あのふわっとした雰囲気が好きだなあ♡
塵やマサルと話す時のやさしさとか。それで最後の本選での迫真のピアノシーンは凄かった。
今、ことちゃん(礼真琴)のロックオペラモーツアルト観劇に向けてモーツアルトを研究してる身としては、原作にあるモーツアルトの曲がカット?(自信なし)されてたのは残念だったけど、とても心癒される映画でした。
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