星組全ツ風共初日を観劇　礼真琴

星組全国ツアー公演　風と共に去りぬの初日を観劇のつづき

礼真琴/スカーレット

ことちゃん、かわいかった〜(^○^)

スカーレットという人の人物像も、かわいくてお転婆で気が強いぐらいのイメージしかないですが、まずかわいさを出そうと役作りしていたのではないかと感じました。あとで見たナウオンで「先生にかわいくない」っていつも言われるって言ってましたから。

もともとの地声が低いですが、基本的に高い声で通してました。あれたいへんじゃないでしょうかね、地声より高く保つのは。まして男役の稽古を常にしているわけで。ナポレオンの新公のときでしたか、男らしくするために低い声を練習したとか、イヴァーノだって悪く見せるために低い声での演技ですから。今回高い声で喋る礼真琴に感動しました。

可愛さは十分に伝わってきました(^○^)

まあこれは想像通りで何も心配してませんでしたけどね。ことちゃん、運動神経がたぶん抜群なので、動きがきびきび？こちょこちょ？してて、それがまた可愛いんですよね。見た目の可愛さだけでなく。

レットから緑の帽子をもらう場面でも、欲しそうに駆け寄るのも速いし可愛い。また、ことちゃんは顔の表情が豊かなので、それも見ていて楽しい。子供見たいに帽子を欲しそうな顔や取れなくて一瞬しゅんとする顔や、レットが出て行ったあとで「そういえば帽子が置いてあるぞ」みたいに、にやっと笑う顔や、とにかく見ていて楽しい、こっちゃがにやけちゃいますよね。

そうかと思うと、しっかり男役のスカーレットも出ます。プリシーを怒る場面とかね。そのときちょっと声が低くなりすぎるのはご愛嬌。

歌は、今回ことちゃんにしては少ないので、残念ですが、最初登場のソロはかなり緊張していたかな。まあ全く問題なしですが。

１幕ラストの「明日になれば♩」はさすがにすごい。ただし、その前からのマミーとの芝居がこれまた凄すぎて、涙ボロボロになってしまい、肝心の歌うことちゃんの顔がオペラ越しではほとんど認識できず、たぶん迫真の演技、表情だったと思うのですが、その表情を見れなかったのはとにかく残念です。もう1回みたい、ここだけでも。

そう、この場面での芝居といい、芝居は確実にうまくなってますよ、ことちゃん。これもあの「かもめ」で鍛えられたおかげでしょうか。

あと結婚披露パーティーの場面では、肩幅、はい、とても広いのがはっきりわかました。紅さんと並んで正面からばっちり見えますから。でもいいんです、それがことちゃんですからね(^○^)

あとはラストでレットが行ってしまう場面で、「レット〜」って叫びますが、妙に短かった気がしました。あそこはもっと長く叫ぶのではないかと思ってましたが、ほんとうは長く叫ぶつもりが、声が出なかったのか、よくわかりませんが、意図したようではなかった気がします。気のせいかな。ここももう１回みたい場面です。

 
ロケットに出ていることに全く気がつかず見ていません。終演後のツイッターで知って、ナウオンで言っているのを聞いて、ナウオンもう一日早く流してくれていたら見れたのにと残念でした。一応センター付近誰かな〜とオペラで見たのに、全体を見とけばよかった、もしいたら一瞬で認識する自信あるのに。くやしい〜！

デュエットダンスは生き生きしてましたね。紅さんとの並びもいいのではないでしょうか。身長差もちょうどよく、あとことちゃん顔が大きいと言われますがそんなに大きくないと思いますよ、ただ丸いだけです。それから先にも書きましたが、不思議な感覚はありました、この二人がデュエットとは。

 
ことちゃんの今の時期の娘役に反対し見ることに迷っていましたが、見れてよかったと思いました。でも何でもできちゃう礼真琴、恐ろしいですよね。この人のファンでいることに誇りを持っています。

スカーレットもどんどん進化していくのでしょうね。たぶん初日が最初で最後の観劇になりそうなので、あとはほかの方のレポを楽しみにしたいと思います。