星組 ベルリン、わが愛 ブケタカ 初日観劇2
ベルリン、ブケタカ初日観劇の感想の続きです。
まずは贔屓のことちゃん(礼真琴)。
絵本作家のエーリッヒケストナーで紅さん演じる映画監督テオの親友という役です。年齢的には20代後半ぐらいの設定ですかね。
売れない作家で、でも純粋で爽やかな好青年という印象でした。声もいつもより高めで等身大のことちゃんって感じでした。
いつも言いますが、ことちゃんは決して『役者』じゃないです。どんな役をやってもやはり『礼真琴』が出ます。
たぶんこれって持って生まれたものがあるのかなあなんて思います。いやもちろん毎公演どんどん芝居はうまくなってると感じます。専門的なことはわかりませんが素人目にもそれは感じます。
ただ最近いろんな記事で「歌、ダンス、芝居の三拍子そろったスター」とか見るとそれは違うよって突っ込みたくなります。まあでも僕は礼真琴を見に行ってるのでそれで全然OKなのですが。
余談が長くなりましたが、爽やかな好青年でとてもよかった。
紅さんの役作りも若い、明るめだったので親友という設定も違和感なかった。
今回スーツやジャケット姿ですがスーツも普通に着こなしていました。
とにかく今まで普通の男の大人の役をほとんどしていませんから若干不安でした。というかスーツ姿は初めてかも。(かもめでそれらしい衣装はあったが)スーツ姿がOKなのは今後の男役人生にとって大きいですよね。
それからエーリッヒの恋人ルイーゼロッテ役はみほちゃん。
芝居、ショーともに娘役2番手として扱いがとてもいいです。そして芝居ではことちゃんとほとんど一緒に出てます。
オープニングはみほちゃんの登場シーンから始まります。そしてことちゃん、紅さんの3人で一芝居あります。
で、ことみほのラブラブ度は半端ないです。二人のファンなら大満足できると思います。
二人の別れ際、ルイーゼロッテ「あ、忘れ物」って言ってエーリッヒのほほにチュッ、ですからね。あと二人で手を繋いで袖にはけるシーンが2回(いや3回だったかも)あります。ラストシーンも一緒にいます。期待していた二人のデュエットがなかったのが唯一残念でした。
ショーのことちゃんはこれが2番手と実感しました。
当然そのポジションで出番がありますし、自分主役の場面をもらっています。
恋の花咲く道。
銀橋でソロを歌ったあとみねりちゃんとのデュエットダンスになるわけですが僕はもう一つの場面でした。ソロはまあいいとして舞台でのダンスが退屈で、こういうのはことちゃんにはもったいない?なあと感じました。もっとガンガンに踊り歌う方が合ってると思います。
そういう意味ではスパニッシュの場面はいいです。
センターからの一人登場シーンがかっこいい。そしてバックを引き連れてのキレッキレダンス。今回はダンスが少ないショーなのでここだけ強烈に踊ってます。ことちゃんにはこれが似合う。
あとはフィナーレでの3組のデュエットダンスの相手はみほちゃん。お二人の白の衣装がとても素敵でした。みほちゃんとはプロローグでも一緒に踊ってますから芝居、ショーともほんとに絡みが多いです。
そういえばプロローグでのダンスのとき、ことちゃんがみほちゃんのあごに『ツン』としてましたね。もうデレデレで見てるほうがにやけます。
そしてパレードでの大羽根。今回は羽根を背負って降りてくるだとうと予想できましたからびっくりすることはありませんがやはり実際にその姿をみると感動しますよね。立派な2番手さんになったなあってね。
芝居、ショーともにそれほど目立ってるわけではないですが2番手になって初めての2本立て。そうはいっても下級生時代よりは当然出番も多くいろんなことちゃんを楽しむことができます。ファンなら十分満足できる公演です。
とにかく健康、怪我には注意して千秋楽まで無事に駆け抜けてほしいと思います。
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