星組退団者発表 愛ちゃん(愛月ひかる)も、、、
8月3日 星組退団者の発表がありました。
紫月 音寧
夢妃 杏瑠
愛月 ひかる
漣 レイラ
彩葉 玲央
湊 璃飛
澄華 あまね
7名そのうち上級生が4名と今回はたくさんの上級生が退団されます。
いつかはこの日が誰でも来るので、このタイミングでの退団はそれぞれの人生の中でご自身で決断された結果なので素直に受け止めたいと思います。
まずはみさなんお疲れ様でした。そして最後のその日まで輝き続けられますように。
さて通常であれば退団はジェンヌさんの決断なので仕方ないですね、で終わるのですが今回の愛ちゃんについては少々考えることもあるので書きたいと思います。
正直びっくりしました。
まさか、という感じです。
僕はことちゃんの退団は柳生の次の公演でその後は愛ちゃんとなこちゃんのコンビになるんだろうと思っていました。
ことちゃんが長期と言う人も多いですが僕はそうは思いません。
愛ちゃんが星組に来てからの舞台を見ていても、いつトップになっても不思議ではないように感じていました。なこちゃんとの並びも似合ってますし。
なのでなぜこのタイミングで退団なのか理解できません。
唯一理解できそうなのは「結婚」が急に決まった。これなら人生の選択肢として本人がそれを選んだのなら理解できます。
ここからはそのような個人的な理由がないとしたらの仮定での話になります。そしてあくまでも僕個人の想像での話です。
愛ちゃんが宙組から専科経由で星組に組替えになったとき、「なぜ?」と思いました。
それは愛ちゃんがどうこうではなく(僕は宙組時代の愛ちゃんをほとんど知りませんし)路線のジェンヌさんが下級生の下での組替えを簡単に受け入れるだろうかということです。
今までもそういう人はたくさんいたのも事実です。舞台を続けたいから立場にはこだわらない、ジェンヌさんの意識とはそんなものなのかもしれません。
ただ下級生トップの下への組替えの条件として「将来トップにさせるから」(星組でとは限りませんが)があったと考えるのが自然ではないでしょうか。
としたらなぜこの時期に退団なのかが理解できないわけです。
もちろんそんな条件はなかった可能性も十分にあります。
真相はご本人しかわかりませんので想像でしかないですが。
宝塚歌劇団はトップの存在は絶対です。トップとその他メンバーという関係。元トップスターとは言われますが元2番手とか元3番手とは言われません。これは現在の歌劇団のスタンスがそうなので仕方ありません。
しかしジェンヌさんは入団していきなりトップになる人はいません。通常は徐々に番手が上がり運がよければトップになれます。もちろん例外はありますが。
トップが絶対といえども3番手、2番手と徐々に立場が上がってそしてトップになるというシステムが僕は好きです。
ジェンヌさんも自分の立場が上がって責任も増える反面やりがいも大きくなっていくと思います。トップを目指すことだけが宝塚人生ではないでしょう。そういう可能せのある人はむしろ少数かもしれません。
しかし路線でやってきた人は運があればトップになりたいと思うのも自然ではないでしょうか。
ファンもそうです。
宝塚は特定のジェンヌさんを応援する傾向が強いと思いますが自分の贔屓がどの立場にいようが好きになれば応援すると思います。
ただ路線のジェンヌさんを応援しているファンはできることならトップの姿を見てみたいと思うのも自然です。
そのような環境の宝塚で今回のように正2番手を「切る」ことはいかがなものでしょうか。
もちろん実力もない、人気もない、コネだけで2番手になったような人ならそれも仕方ない、となるかもしれません。
しかし愛ちゃんの星組での存在は相当大きいと思います。見た目、実力とも申し分ないです。ロミジュリでもトレンドになりました。
愛ちゃんがいなくなったら星組の舞台の「質」はかなり落ちそうです。
そのような人材をもし劇団の都合で「切った」としたら、、、
何度も言いますが真相はわかりません。想像でしかないです。
退団後、「結婚」というニュースが流れることが唯一の救いでしょうか。
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